なぜ選ぶのか
燃料油ガス貫流式蒸気ボイラー?
新しい蒸気ボイラーは、移動式火格子を燃焼装置とする単胴縦型水管・火管シェルボイラーです。炉の両側に水冷壁を設けて放射伝熱面を形成し、両翼が対流伝熱面を構成しています。ボイラードラム内部にはねじり煙管を配置し、追加の対流伝熱面を形成しています。炉壁には耐熱コンクリートによる一体型打ち込みの新技術を採用し、ボイラー本体の外側は立体保護ケーシングで覆われています。
ボイラー本体の全体的な構造は、上部にドラムを配置し、両側に対称的に水冷壁管とヘッダーボックスを配置しています。胴体は本体と前後の管板から溶接されています。炉内には火花防止壁が設けられており、高い燃焼効率を確保しています。このシリーズのボイラーは、最新の科学研究成果を取り入れており、アーチ形管板やねじ込み式煙管などにより、シェルボイラーの管板亀裂、水冷壁管破裂、熱効率の低さ、出力不足、石炭品質への適応性の低さといった一般的な問題を解決しています。
燃料は可動炉格子を通して炉内に入り燃焼し、発生した燃焼ガスはボイラードラムの下を通過し、その後アーチ壁の出口フューウィンドウを通って両翼の対流管束に入ります。ガスは前部の煙箱を通ってねじ込み式の煙管に入り、節炭器と集塵装置を通過した後、誘引通風機によって吸い込まれ、煙突を通して大気中に排出されます。